自慢の娘婿殿
娘婿は某楽器メーカーの研究開発課に所属しています。
アコースティック・ギターを少しだけ弾く僕はクラシックも好きでして、 と云えば格好良いかな/ エルビス・プレスリー、ポール・アンカ、ニール・セダカなどで青春を過ごし、 音楽に親しむことを知ったのは、中学生の頃、ステレオのアンプなんかを 自作してた頃の話。 お小遣いを貯めたり、バイトをしたりして、部品を買いに日本橋まで自転車で行ったんで ございます。 お母ちゃんに、古い毛布を貰って、作ったスピーカーboxの中に貼っては外し、良い音を 探して貼っては外し。 出来たシステムでレコードを聴きます、[チゴイネルワイゼン、展覧会の絵]に エルビス・プレスリー、仏壇が揺れています、隣のおばちゃんに叱られました。 娘婿は一昨年アメリカへ出張しました。 娘からメールが来て退屈だから来いと云う。 親馬鹿な男は妻の味を継ぐ娘の手料理を期待して走った400km 娘『つわりで料理が出来ないから、外食です』と作る事ができないけれど食べれると云う。 親馬鹿な男はがっかりしながらも、久しぶりに会う娘を愛おしく思い、抱きしめてやりたい と思うのでありました。 アメリカの婿からメールが来ました。 写真は婿が先年亡くなられたレイ・チャールズと握手しています。 婿の手を両手で握るレイ、自慢の婿殿が今度は雑誌に 早速、本屋へ行きました『売り切れています』 ガクッ 本屋さん『何か音がしましたが』 そんな訳はないので、取り寄せを依頼。 雑誌の名前は[ミュージック・ディザイナー] 娘も僕も自慢の婿殿です。
by kattyan60
| 2004-11-16 00:35
| カテゴリーに入らない話
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||