山の彼方の幸せ求め・・・

2005年 09月 19日 ( 1 )

妻の事を子供達へ遺す。

妻は寡黙な人だった。
妻が僅か3歳の頃だったそうだ、普通の親子3人の幸せな家族だった或る日、母が言ったそうだ『お母さんと来るか?』と。
だが、幼い妻は『お父さんと居てる』と言ったのだそうだ。
去って行く母の後ろ姿はその時を最後に観る事は無かったが、その姿は脳裏に残ってると。

その後、お父さんと暮らしている時、幼い男の子を連れたご婦人が家に住んだのだそうです。
そのご婦人は好きでなかったのだそうで、お菓子などを自分の息子に与えても妻には与えられなかったのだ、継母の虐めなのだろう。
それを知った、父はご婦人を追い出したのだそうだ。

その後は、近所のおばさんが夕食の用意をしてくれたりと世話をしてくれてたそうだが、長くはなかったのだろう。
片親が子供を育てることが今よりも、もっと難しかった当時、父は孤児院へ妻を預ける事となった。

そこは、大阪の吹田市にある山の中の孤児院で、そこから学校へ通ったそうな。
お腹が空いて、拾った栗を生で齧ったこともあったらしい。
気に入った服も共有だから、明日は誰が着れるか判らないのだそうで、それは物欲が無いと云う形で晩年まで残っていた。

僕には、不幸だとしか思えない幼少期も、妻は幸せを知らないから不幸だとは思っていなかったそうだ、がしかし、自分の子供達は何があっても絶対に護ってみせると若い妻は僕に断言した。

妻へ
護ってやれなかった事を何と詫びていいか判らない。
安らかに、愛に満ちた世界で僕の行くのを待っててください。
幸せな日々を本当にありがとう。
僕は色んな人に助けられ、今を生きています、お前との事は過去の事として前を向いて行きていくように娘に諭され、僕もそうあろうと努力しています。
明日の命日には毎度の事で何もしないけど、一緒に過ごそうね。

ブログ友達の皆様へ
レスは明日以降に書かせていただきますので、ご了承くださいませね。
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by kattyan60 | 2005-09-19 10:34



ヨーガをするショコラ君
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