入院点描
今年の3月、喘息と肺炎で入院、3週間は入院しないといけません。
教授『独りで大変だろうから、入院しよう/ 此処だと3度3度食事が出るから』 僕「それって良いですね、荷物を取りに帰ります」 着替えを数枚とか入院グッズにパソコンを積んで、イザ行かん 暫く入院してなかった病院生活が始まって、処方される大量の副腎皮質ホルモンの ステロイド液、これを静脈へ入れられると始まるんです餓鬼道が。 内緒で朝、財布を持って地下の売店へ出掛けます、ニコニコニコ お菓子を買います、ポテトチップにクッキーを両手で抱えて帰ってきます。 24時間点滴で気管拡張剤を投与され、酸素ボンベを引きずってコロコロコロと 3度と云う安静を求められているのは血中酸素が不足しているから、有酸素運動は止められているのも関わらず、これだけは破っています。 夜になるとパソコンでエアーHを使ってメールをジャカスカ 娘と毎日メール、友人にもメール、メイリングリストにもメール 看護婦、ちゃう今は看護師だったに見つかって『○○○さん、困るのよね』 僕「これを設計してるんよ」とこの病院の患者の会のHPの画面を見せていたんです。 看護師『メールとかネットは困るんですから、それに安静にしてもらいませんと』 教授も入院主治医も仲良しでして、彼らのパソコンのアドレスも知っていますから 部屋から患者の会の進捗状況(しんちょくじょうきょう)などを報告したり主治医と 旨い店を教えたり教えれたり、DVDを貸したりと・・・ 朝、副主治医が紙切れを持って現れ 副主治医『おかしいんです、数値が合わなくて』と言いながら僕のベッドの周りにある菓子を見て『はぁ〜解りました、血中脂肪が多い原因はこの菓子でした』 そうなんです、僕は餓鬼道に入っていて食べても食べても満腹感が無くて食べたいんです。 僕「看護師さん、食後の薬ってどの辺で飲めば良いかな?」ポリポリガツガツ トイレ以外は何か食べています、食事の時以外は菓子を食べています。 売店のおばちゃんも飽きれていました。 食間に地下の食堂へ出掛けて「おばちゃん、肉うどんください」 おばちゃん『はい、いつものね』 退院する日皆来てくれました、子供達に彼の人も 皆で食事に行きました、焼き鳥を食べに行ったんです、ゴホン、コンコン 孫娘が咳き込んでいます、 3日後病院へ舞い戻り入院、嗚呼嬉や、また餓鬼道が始まるう〜 点描続く
by kattyan60
| 2004-11-13 02:29
| 老いても尚
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