山の彼方の幸せ求め・・・

ガガガガードドド・バリッ ガッシャーン

mailmamaとデートだから、6時に起きて風呂に入り、精一杯お洒落をして出るはずだった。

携帯電話を目覚まし代わりにスケジュールをセットしておいたのだ、ところが鳴らなかったのか、鳴ったが気が付かなかったのか、目覚めた時は9時前だった。

脇の下を冷たい物が流れ、血圧が急激に下がったよな目眩を覚えた。
目の前でmailmamaの恐ろしい目が輝いたように思った。

それでも慌てず、ゆっくりと手洗いに立ったのは、今まで生き延びた歳のせいだろう。
mailmamaの家に到着したのは昼を少し回った頃だったろう。

ドアのノブをガチャガチャとすると中から、甘い声で『♪ハ〜〜イ♪』と聴こえた。
ロックが解除されドアが開くと、いつもの笑顔がそこにあった。

「おじゃまします」と言うべきの、この男は「ただいま〜」と陽気に言った。
上がると、自分の指定のスリッパを履き、腕まくりをしながらキッチンに入った。

mailmamaは自分が食べているカレーライスを男にも薦めた。
男は、自分のご飯を皿に取り、電子レンジで温めてカレーを乗せて食べ始めた。

mailmamaと男は雑談をしながら、食事を済ませた。
昨日の深夜に焼いたというヨーグルト、ケーキを指差し『食後のデザートよ、召し上がれ』
男は、そのケーキは上手に焼けてはいるが、深夜に焼くことはないだろうと、思いながら口にした。

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(ピイボケでしたね)
男はケーキを咬みながら、シンクの前に立った、そこには乱雑にケーキのために使用した食器や型が置かれているのを、慣れた手つきで洗い始めた。

mailmamaの手は、すっかり荒れてしまっている、皹(あかぎれってこんな字だったんだ)で可哀相なもんだ、それに比べ男の手はハイターにも反応しないのだった。

男はmailmamaと出掛ける。
男は先に車に行き、エンジンをかけて彼女の来るのを待つ。
”遅い、今にも出そうだったのに引き返して忘れた何かを捜しているんだろうか?”
男は運転席で音楽を聴きながら、そんなことを考えていた。

ガチャ ボン と乗り込んだmailmamaを乗せて、男は車を発進させた。
そこからは遠くないホーム・センターへ向かった。
本来の目的の物が気に入らず、数点の買い物を済ませて再び車に乗り込んだ。
その車中での二人に沈黙は無い、話す事が山ほどあるからだ。

次に向かった先は、スーパー・マーケットだった。
ご両親の夕食を作るには遅過ぎると、事前にチラシをチェックしてたmailmamaの選んだ食事は・・・・・




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出る前に茹でておいた里芋の味付けをし、皿に数個入れて「ご両親に届けてよ」と自信たっぷりに言った。

男とmailmamaは[牛のハリハリ鍋]にしたのだった、牛肉が特価だったことに起因するメニューなのだ。
そして、鍋を始める前に少量を用意したものを、ご両親へ届けてもらった。
 
食後”旨かったなぁ〜” と男は洗い物をしながら素直に思った。
生ゴミをボックスから出し、男は帰る用意をした。

「mailmama、帰るわ、明日また来るからね」

『ご苦労様、今日もありがとう』この言葉を背中で聞きながら玄関を出た、空には満月を一日過ぎた月が霞んでいた”明日は雨が降るのかなぁ〜”と考えながら階段を下りていったのだった。 完

タイトルの写真。
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バリバリバリッ
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by kattyan60 | 2005-11-18 01:32
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ヨーガをするショコラ君
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