山の彼方の幸せ求め・・・

寡黙と多弁

縄暖簾(なわのれん)をくぐると、カウンターの中から『いらっしゃい〜お二人さ〜ん、ご案内』って声が聞こえて来る。

こんな光景を体験してのは何年、いや何十年も前の事。
丸い木の椅子に座り、おしぼりを貰って、顔を拭いていると『お飲物はなんになさいます?』と声をかけられる。

「はい、ビールをください」

そして、カウンターの上の総菜を見ると[肉ジャガ]だの[小芋の煮っころがし]などが並んでいるんです。
隣のおっちゃんは手酌でトックリを傾けながら、こちらにチラッと目を向ける。
僕の仕事仲間が酒好きで、招待したんだけど、自分の慣れたところが良いと言うもので、彼の行きつけの店に入ったんです。

カウンターの向こうには湯気が上がり、店長らしい中年のおっちゃんが白い上着に鉢巻きをして、こちらのコップにビールをつぎながら『今日の刺身はいけまっせ』と言う。
ではそれをと頼み、仕事仲間と打ち合わせをしている間、店長らしい人は隣の手酌のおっちゃんと談笑などしていたが、こちらの話しが終った頃、彼は僕達の前に来て会話の話題を提供する。
その内容までは覚えていないが、そのタイミングの良さの素晴しさに驚愕したものです。

その事に気付きながら、自分はと言いますと、ブログと同じく左程重要で無い話しを相手に投げるんです。

何故こんな話しをと云いますと、仕事をリタイアし
独居老人になると、社交的でない、寡黙な人は外に出ないし、ご近所さんとも挨拶はするが無駄話はしない。
すると、先方さんも気遣って敢えて話題を提供しなくなる。

会話の内容が重要な事である場合は立ち話にはならないだろうと思う。
さすれば、必然的に日々の生活の中に言葉は不要になり、TVと活字だけの世界に入り込んでしまう。
僕にはどうも、そういう事が苦手で、誰かとお喋りをしたいと思うのであります。
そんな時には友人の勤める会社へ出掛けるのです。
(この故障については、過日別の担当者から聞いていた)
工場内のエアコンの1台が故障しているためで、話しを聞くと春先から故障だったようで、先の出入りの電気屋さんが『近々修理に寄ります、多分ガス不足だと・・・』と言って帰られたとか、そのまま秋を迎えたって訳です。

それを引き継いで修理に伺ったんです、勿論ガス不足も視野に入れながら調べて行くと、※四方弁が作動せず、暖房のまんまなんです。
(※四方便とは、冷房時と暖房時のガスの流れを替えるためのもの)
それが判明したのですが、これを交換するには大工事なんです。
フロンガスを回収して、ロウ付けされてるところをバーナーで外し、部品を交換してからガスを戻すのです。
これは、僕の手に負えないもんでメーカーに依頼するしかないのです。
道具もさることながら、人数も必要なんですよ。
ロウ付けする時も配管内の酸化を防ぐために、炭酸ガスを流しつつ作業を進めます。

暖房はそのままで運転できますから、ゆっくりと稟議(りんぎ)してください。

調査作業をしていた午前11時過ぎに、友人が『かっちゃん、昼休みだと混雑するから食事に行こうや』

彼と連れ立っていつもの喫茶店へ入る、昼には日替わり定食ってのがありました、肉団子の酢豚風味、これってレトルトであるやんか、同じ味なんです。
それを食べながら、彼と雑談。
彼は透析の副作用で首の一部を切り開き、リンパ節を切除した奴でしてその傷も大方綺麗になってきた。

盗まれた車の代わりの車も購入し納車されていた。
その車の改造は奥さんに内緒なんだそうで、その改造費を捻出せねばならないんだとか。
会社に勤めていて捻出の方法? それも1万や2万ではないのです。
『おい、そんな大金どうして捻出するんよ?』と質問すると、その大半は用意出来たんだそうです。
その方法とは、パチスロってやつなんだそうです。
勝ちも大きいが負けも大きいんだそうです。
どうも僕は、身体を動かせて収入を得ていたもので、この手のものは苦手なんです。
彼と昨年だったか、薦められて一度行った事があるが、飽きてくるんですね。
同じ作業を繰り返すだけで、出た画面で一喜一憂すんですから。
しかもコインを入れて、ガチャとレバーを押して、ボタンで回転するドラムを停める。
そして揃った絵によってコインが出てくる。
騒音、煙草の煙、絵が揃わないなどストレスを作りに行ってるんですね。



いかがです? 取り留めの無い話しでしょ? 
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by kattyan60 | 2005-11-08 18:21
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ヨーガをするショコラ君
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