お爺さんどこだ〜(キョロキョロ)
材木を雨風から腐るのを防ぐのに防腐剤を塗ります。
その防腐剤に昔の日本人の職人は[柿渋」を塗ったそうですね、高級品は漆を塗るんですが、お寺など華やかさを押さえるのには[柿渋]が良いんですって。 そう云えば傘の紙にも[柿渋]が塗られそれがあの独特の色と匂いを持っているんですね。 昔の雨合羽(レイン・コート)も軽くて携帯に便利なように旅行者は紙の雨合羽を使ったんですね。 古来の日本人の知恵には驚くばかりです。 五重塔がヒョロ高いのに、地震に強いのは心柱を床に固定せず揺れにしなやかに対応しているとか、その知恵も近代高層ビルに生かされているんだそうじゃないですか。 一気にそこまで遡(さかのぼ)らなくとも先人の苦労話しに耳を傾けると、そこには生活の知恵があるもんなんですね(ウッフフフ、僕は若いもんでね) 柿渋はスーパーでは扱っていないんでしょうね、安直なケミカル塗料の防腐剤に含まれる有機物で湿疹や喘息が出る事を思えば一度その柿渋なるものを塗布してみようかと考えています。(爺さん婆さんも捨てたもんじゃないよね、何処かにお爺さん居ないかなぁ〜)
by kattyan60
| 2005-02-07 21:59
| 仕事の話
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