山の彼方の幸せ求め・・・

此処は僕の家だったんだよ

時は流れ、住む人も代わり、風景すらも変わってしまっている。
そこには過去の想い出さえも霞みがちなのが寂しい。
いつだったかそこを訪ねた。

僕が育った家は無くなり、そこは駐車場になっていた。
その駐車場の一角に立ち、ここが義父の座ってたところ、ここがお母ちゃんの場所、
そしてここは僕の座ったところだったと、その時家の中がありありと思い出された。
座って給仕をするお母ちゃんもそこに居る、仏頂面をしてコップで酒を飲んでる義父もそこに居る、ラジオから舞鶴港へ到着した戦地よりの帰国者名簿が読み上げられている。
僕は最後の芋粥を食べてしまい茶碗を舐めていた、今ならお行儀が悪いでしょと嗜(たしな)めるところだが当時はそれを許した程食料が不足していた。
畑だった処にはサトウキビやトウモロコシが植わり、地にはナンキン(かぼちゃ)が実を結んでいた、そこにも家が建ち生活が始っていて、その家の子供達も僕と同じように思い出す時がきっと来るんだろう。 そこの君、元気かい?
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by kattyan60 | 2005-02-05 23:12 | 山の彼方の空遠く
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ヨーガをするショコラ君
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