どうすんのよ
先日、久しぶりに仕事らしい仕事をしたと云うことは記事にした。
電気屋の必須道具とするドライバーと※テスターだけを持って伺うと分解された機械と担当者が僕を待っていたんですね。 症状を聞きながら制御装置の入った箱を開き、テスターで配線などに不具合がないかチェックしようとしたらテスターが作動しないじゃないですか。 目が点になりながらも原因が判明したので修復して作業が開始され、暫く様子を見てから工場長のところへ行き「薫君、直ったよ」すると彼は『かっちゃん、食事に行こうや』 つい近くの喫茶店へ行きキノコソースかけハンバーグ定食を二人で突きました。 とここまでで じゃ〜またね となればめでたしめでたしなんですが、彼の話しは此処からで、彼は大変な印刷技術の持ち主で引く手あまたなんだけど悲しいかな、腎臓が悪くなって人工透析をしているから通常の勤務ができないと云うハンディーがある事で この会社の先代社長にヘッド・ハンティングされて優遇されているんですね。 特殊な印刷で、フィルムなどに印刷された商品は1度は見られていると思います。 彼が言うには先日本社の部長から会社に内緒で数人が招集されて食事をしながら聞いたことは衝撃的で会社の経営が危ないということらしい。 昨年から赤字続きで危険だと云うがその対策がなされていないんだって。 部長に、『あんたは何をしてるの?』と聞いても彼も平役員で上層部が聞く耳を持たないとかでサジを投げたそうな。 彼は慌てる様子もなく『あかんかもしれへんねんて』 彼の勤める会社の本社ではパチンコ業界の部品を作っているそうで、フィーバーになった時に、台の上に刺すプラスチックの板とかパチンコ台のベースとかを印刷しているんだがパチンコ業界の低迷も影響されて不況の風に晒されている。 この工場長とは古い付き合いで、かれこれ18年くらいだろうか。 今は友人の一人となり、色んな相談に乗って乗られている。 『かっちゃん、お小遣いが要る時は言ってよ、仕事を用意するからね』 「ハ〜イ、お仕事くださ〜い」 なんてことをさせてくれてたのに、倒産しちゃったらだめですね。
by kattyan60
| 2005-01-27 23:10
| 仕事の話
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