山の彼方の幸せ求め・・・

らしさの定義

僕がボーイ・スカウトに関わっていた頃、卒業アルバムを作り卒業生に配って歩いたことがある。
卒業生とは云っても、小学5年生になって半年にもならない男の子達12名。
その子達の年齢でも個性があって、大人のような挨拶とお礼の言える子。
未だ幼児を強く残している子と個性豊かで接するのが楽しい。

アルバムと云っても僕達素人が手作りした祖末なものだったが、子供達と父兄には評判が良かったとスタッフで喜んだものだった。
I 君は僕が訪ねると家の前で遊んでいた、彼は僕に気が付いて丁寧にお辞儀をし、手渡したアルバムを小脇に抱えたまま頭を下げて礼を言った。
S君は年齢の割に体が小さくて病弱だからと鍛える意味でボーイ・スカウトに参加させたと ご父兄の希望だった。
確かに学校では禁止されたようなゲームとか、教育の場では考えられない企画もする。(後記)
S君の家を訪ねてお母さんにS君を呼んでもらうと『今、ゲームで手が離されへんから上がって来て〜』と叫ぶ声が聞こえる。
お母さんは『隊長、すいませんね〜どうぞ今お茶を入れますから』と差し招き入れられた。
S君はテレビゲームに夢中で僕が部屋に入ったことすら気が付かない。
暫く、立ったまま待っているとゲーム・オーバーになり初めて振り返った。
彼『隊長、何か用なん?』
僕「うん、卒業アルバムが出来たから配達してるねん」
彼『へぇ〜どれどれ』 彼はおばあちゃん子だそうで、その影響の言葉だと判った。
彼はアルバムを受け取ると直ぐに開き、作文を読み出した。
僕「じゃ〜帰るからな」と言ったが夢中で僕の声が届かないようだ。
部屋を出ようとすると、すぐ後ろに立って居られたお母さんに気配すら感じなかったので忍者のようだと思った。
お母さん『すいませんねぇ この子はもう お茶が入ってますのでどうぞ』 と言われて椅子に座ったが落ち着かないもんだ。

両者を比べるんではないが、僕達がこの年齢の時ってS君に近かったと思う、否 むしろ大人は大人で友達ではないと云う社会的背景の影響もあって、大人と親しく会話することなど考えもできなかったように思う。
僕はS君が子供らしくて好感が持てた、お母さんもどちらかと云うと下町的な雰囲気のある親しみやすい人だと思った。
I君のお母さんは教育ママと呼ばれた世代の代表格みたいに感じられる、どこか冷たい感じの方にお見受けする。

男の男らしさとは、屈強で筋肉が盛り上がり無駄話もしない むしろ寡黙(かもく=無口)であろうか、さすれば僕は失格であろうと思う、樹木が倒れ地中に長く埋もれて石化するように、僕の赤身の筋肉は白身の脂化していることだろう、それにバラエティ番組に出ている落語、漫才師のように口も指も多弁であることで、男のカテゴリーからは程遠い位置に居るように思う。
女の女らしさとは、四肢豊かな肉を蓄えて胸の谷間を『見てよこれ』と冬でもその胸元を見せていただける。
スーパーのチラシを端から端迄読み比べて、友人とケーキ&コーヒーの食べ放題の店に繰り出しては芸能人のスキャンダルとバーゲンに唾し、今夜の献立に苦慮して居られる姿を想像してしまう。
そんな姿に憧れるのは みっちゃんがそれに程遠い位置に居た事である。
みっちゃんは芸能関係には、僕同様無知と言って良いだろう。
たまに、昔の主役だった人が高齢での訃報を知った時は さも通だぞとばかりに僕に報告するが、みっちゃんの頭の後ろの画面で報道している事もしばしばであった。
詰まるところ、男らしくない男と女らしくない女の夫婦だったように思う。

男らしさ、女らしさ、子供らしさ については僕の偏見でイメージしたものだから、ご不満があればどうぞコメント欄に噛み付いてくださいますようお願いいたしましてこの記事を綴じ、
B・Sのそんな事危ないは別記させていただきます。
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by kattyan60 | 2004-12-27 12:01 | カテゴリーに入らない話
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