山の彼方の幸せ求め・・・

あ〜怖かった3

僕は真面目だと自画自賛していた、電気屋を始めてから数ヶ月、朝起きると背広を着て出掛ける。
毎日、何処へ行っていいか判らないが取り敢えず出掛けて行く、そして下り坂になるとエンジンを切って下る、もう少しで停まるところでエンジンをかける、後ろから早く行けとフォーンが鳴る、節約しているのだ稼ぎが少ないからエンジンを吹かせる訳にはいかない。
サラリーマンだった頃の仕入れ先きさんへ行ったときにそこの社員さんが声を掛けてくれた。
『おい、電気屋ちょっと帰りに家に寄ってくれや』 そのおい電気屋と呼ばれない電気屋になろうと考えての背広姿なのだ、だがこの方には通用しなかった。
テレビの映りが悪いからと言われて修理させていただくと、お礼だと云って大根や野菜とお米をくださった、妻に渡すと『助かるね』と言った。
テレビのアンテナを立ててくださいと近くの方から電話があって、材料を用意して伺うと そこは広い敷地に数軒の家が建っていた、訪ねるとおばあちゃんにこっちこっちと案内された。
背広を着た電気屋が珍しいのか『そのまんまで仕事するの?』 「はいそうです」
お昼時分になった頃、少し休憩したらと声が掛かり、寒いのもあって屋根から降りた。
コップに白湯が入っていた、それを一気に飲んでから酒だと判り焦った。
僕はお酒が飲めないのだ、少し時間が経つと立ってられないくらい酔っぱらってきた。
それを説明して、残りは明日にさせてくださいと言って辞したがこんなに酔ったのは何年振りだろうか、親切なおばあちゃんだったんですね。
酔って一応屋根には登ったが空が揺れている。 あ〜怖かった〜
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by kattyan60 | 2004-12-22 20:53 | 仕事の話
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ヨーガをするショコラ君
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