山の彼方の幸せ求め・・・

ソファーはドイツ製

過去の経験が思考の基準になる。
行政もこの前例を大切にしている、裁判でも前例を調べることから始まるのであろう。
新しい判例を下すのは難しいのであろうか?
税務署でも大阪は特殊なんであろうか、大阪人の考えの柔軟さが そうさせるのか税金を
負けてもらったと云う話しは嘘ではない。
僕は大阪人のそんな柔軟さが好きである、勇敢なのであろう。

先年、娘の住む静岡で眼鏡が欲しいと云う娘を伴って暫し待っていると枠が決まったと
云う、それにレンズを選定して価格を聞き値切ったら店員さんが怪訝(けげん)な顔をする
娘は空かさず『お父さん、此処は大阪じゃないんだから、値切っちゃだめ』そんな〜
買い物の楽しみは色んな商品を見て選び、値切る交渉をする、そこで店員さんとも仲良く
なれるのではないだろうか、此処はそんな楽しみが無い処なんだろう思った。

リビングに置いてあったソファーが猫君達の爪研ぎの格好なもので、相当傷んでいた。
立て看板に[ここで爪を研ぐな]と書いてみたが、匂いだけ嗅いで無視された。
その猫君も天寿を全う(てんじゅをまっとう)し天国に旅立ったのを機に、妻が椅子を買おうと云うので、大阪の百貨店へ出掛けた。
天王寺にある百貨店を選んでみた、此処は庶民の街として店員さんとの距離が近いだろうと目論んだのがその理由だ。
家具売り場を歩いていると、如何にも高級な感じの椅子がある、ゴブラン織りの生地も
豪華で品がある、店員さんの許可をもらって座り心地を試すと、足の短い僕にもフィットする、背もたれも金具で上に回転して頭を支えることもできる、[よっしゃっ]
店員さんに聞くと46万だと云う、腕組みをして考える振りをし、立ち去ろうとしてもう一度帰り座り、良いなぁ〜と小さい声で言うと店員さんが『如何でしょう、これはドイツ製なんですドイツの職人さんが丹精こめて作ったものです、如何です?』 そら掛かった。
「僕は大変気に入りました、欲しいんですが予算が合いません」 すると店員さんが
『お幾らの予算をお持ちでしょう?』
僕「はい、24万です」
店員さん『ではこちらなんか如何でしょうか』
僕「いいえ、長く使うものですから妥協はしたくないんです」
店員さん『暫くお待ちください』と向こうへ小走りに消え、暫くすると責任者らしい人を伴って来た。
店員さん『お待たせ致しました、上司に相談致しましたら特例です、それで良いそうです、
良かったですね』
僕「はい、ありがとうございます、これで全額でして帰りに食事もできません」と24万を
手渡す、すると店員さんが1万円を抜いて返してくれて、食事をどうぞだって。
女房には内緒だが、買ったソファーじゃなくその店員さんが好きになっちゃいました。
上司の云う特例をそのまま素直に信じましょう。
今、そのソファーは娘の家で猫達の格好の寝床になっている。
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by kattyan60 | 2004-12-19 13:13 | カテゴリーに入らない話
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ヨーガをするショコラ君
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