小さな男の日記帳より
河豚(ふぐ)を求めた店へ取りに行き、二人の元へ戻ると、いつものように叱られました。
『また〜贅沢をしたらあかんやんか、安いので充分なんやから』 僕は、この人に美味しいものを食べて欲しいと考えています。 家業を守り通してきた人で、殆ど出掛けない、出掛けられない半生を送ってきた人です。 その人に、美味しい物をいっぱい教えてあげたい、楽しい場所へも一緒に行きたい。 一年のいつを切り取っても[掃除をしてた、洗濯をしてた]では生きた甲斐(かい)が無いと思うのは僕だけなんでしょうか? 僕は2冊目の日記帳を書いています。 この人と過ごす日々を頭の日記帳にしたためています。 いままでも、これからも書き綴ることでしょう。 贅沢はしませんと誓いながらも、買い求めてしまうのはそうゆう理由からなんです。 大切な彼の人の健康を祈り、床に着きます。 彼の人、おやすみなさいませ。
by kattyan60
| 2004-12-05 02:41
| 愛を語る
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