喘息と幸せ
喘息の話しなんて面白くも何ともない、だが僕のような正真正銘の由緒ある患者と
違い、途中から発作が始る人も多いとか聞いた。 僕らは子供の時に持っていたから中断していたとはいえ然程驚くにあたらなかった。 完全に中途からの患者さんは、職業や家庭の事も含めて困って居られると聞く。 患者の会はそんな方のお力になれる情報を捜したりする事を目的の一部としたい。 肺は内臓ではなく外臓だと医師は云う、外気と直接接しているので外臓だそうだ。 肺に入る空気以外の物質を選択して吸う事は不可能だから、少しでも空気の奇麗な 処へ越すか職場を選ぶ必要がある。 僕が自営を始めた理由の一つでもある。 緩いカーブで下降する体力は喘息にも影響していると思う、水泳も良いだろう。 娘にも僕の喘息をプレゼントした、その事を感謝しろと言った事がある。 娘は肺を鍛える目的もあり、中学校ではブラスバンド部でトランペットを吹いた。 2年生の後半に部長になり、先輩でもある現在の婿と知り合えた。 高校でもブラバンで頑張る娘の目は輝いていたが、演奏なのか彼だったのかは聞かない 方が良いだろう。 今の幸せは父のプレゼントした喘息が取り持つ縁なんだぞと自慢した。 娘は笑って答えなかった。
by kattyan60
| 2004-11-28 13:02
| 愛を語る
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