山の彼方の幸せ求め・・・

銭湯で

最近のことである。
銭湯で僕が息子と話しているとき、昔の話しを思い出し聞かせた。
息子は前に聞いたと云う。
はっとした、そこに老人となった自分に気づいたんである。
聞かれない限り昔の話しは止そうと思った。
息子がそのインパクトの小さい事を聞いたと覚えてくれていた事の喜びとともに
昔話しは僕が墓場へ持って行こうと考えるようになった。

今年の初め頃入院していた。
そこに、一人の老人が居た(その人は僕より14歳先輩だと云う)
毎朝その人の部屋へ行き、挨拶をしてベッドの傍に座り話しを聞く。
昨日と同じ話しを聞く。
その翌日も同じ話し、そしてその翌日も、すっかりその人の過去の環境を暗記した。
医師は痴呆だと云うが、昔の話しをしている老人の繰り返すこと以外は気づかない。

退院して老人を訪ねると誰だったか、まったく覚えていないと云う。
老人は昔を 今生きている、老人は治療の方法が無いと医師は云うが薬は処方されている。
それがどんな効果をしているかは知る由もない。

僕は老いを恐れないが痴呆は恐れている。
あのーそのーを極力思い出す努力を欠かさないようにしているが、あのーですね、
それ、あれですよあれと、ならないように昔話しはBlogだけにしよ。
[PR]
by kattyan60 | 2004-11-28 03:18 | 老いても尚
<< 家族の事 愛情のエネルギー >>



ヨーガをするショコラ君
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30