山の彼方の幸せ求め・・・

そしてHug

人は少しリッチになった時、食器棚に並ぶ高価な食器を眺める自己満足。
置かれた家具もオーダーしたもの、これを使う時の満足感。
何を着ようかと服を選ぶ時、また欲望が渦巻く。

それも、これも過去の事、今一人で生活する中で高価な食器も意味が無く、家具とて
娘の家へ向けて送ってしまった、そして服だけは今も必要だからと思うが背広を着る
機会が無い。
昨年は2回程カシミヤのブレザーを着たが、それとて中身が高価になる訳じゃない。
人に残されるべき大切で高価なものは、そのハートではないだろうか?
金銭で購えない(あがなえない)大切なものを磨きたいと思う。
それを教えてくれた人は誰あろう妻である、妻は物欲が極小で こんなことがあった。

家に電話が無かった頃、妻は僕が喘息の発作で休む事を会社に伝える電話を近くの
公衆電話に行って帰ってきた 『お父ちゃん、電話をかけ終わったら10円玉がざくざく出てきてんで/ あれって故障とちゃうんかな?』
僕「えらい儲かったやんか」 
妻『何でやのん、あれは人のお金で私のとちゃうやんか、そやからそのままにしてきてん』
参った〜 妻の思考回路はそうだったんや、反省
それ以来、妻の思考回路が正しいと考えるようになった。

自営を初めて1年が過ぎ 少し落ち着きだした頃、久しぶりに家に早く帰った。
妻は今から買い物に行くと云うので一緒に出掛けた。
今頃と同じ季節だったろうか、八百屋の店頭に松茸が並んでいた。
それを手に取り金額を見て驚いた、数万円の値が付いている。
思い切って買い求める妻、毎日寝るのも惜しんで働く僕へのご褒美だと云う。
すき焼きの材料を揃えて、車を走らせて20Km程離れた肉店に行き肉を求める。
妻はここが安くて美味しいからだと云うが往復40kmも走って甲斐があるんだろうか?
それも自己満足なのかもしれない。

その夜、妻はベッドに入ってきて、1年間殆ど会話らしい会話をする時間が取れ
なかったね、ご苦労様と。そして僕に優しくハグしてくれた。

金銭で買えないものもたくさんある、金銭は道具であるが無いと寂しい、あり過ぎると
家庭騒動の元でもあるし、心をも汚ごしてしまう。
お金も身長も程々が良いと考えるのはチビで貧乏人のやっかみかもしれない。
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by kattyan60 | 2004-11-27 11:47 | 愛を語る
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