山の彼方の幸せ求め・・・

家内への鎮魂歌final chapter

僕と妻のエピソードを嘘偽り無く、記憶のある限り書き記てきました。
そうする事が僕の義務だと考えています。
語れなくなった妻の記録を残してやる事で、生きた証としてやりたい。
子供達にも話していない事を遺産としておきたくて・・・・・

最終章
妻は18歳で僕と結婚し二人の子供を育てた、小さく手のかかる子を僕の手助け
無しで育てあげた。
妻は人見知りする人で、僕と子供以外の人との会話を好まない。
背は153cm 体重 53Kg  胸は豊かで 肩が凝ると嘆いていた。

妻『私に韓国の血が混じっているかもしれないよ』と云ったのは、幼い記憶の
お父さんは目の大きい、韓国の人の顔のような気がすると云った。
家内の記憶を頼りに、生まれた地となる滋賀県の野洲町役場を訪ね目的を話すと
親切な窓口の方は地図を出して指で示しながら、ここだと云った。

メモを貰って車を停めて、畑の間を歩いて行くと数軒の集落があり、表札を
丹念に見て行く。
ありました、すると妻は走り去り物陰に隠れてしまった。
少し二人で、その家を見ていると高齢のご婦人が出てきて椅子に座り団扇で扇いだ音が届いた、それが妻の祖母らしい。

妻に訪ねようよ、と言うと手を振って『いいねん、このままで』 妻の肩を抱いた。
『もうこれで過去は無くなったから私の帰るとこは無い、あんただけなんだからね/』
不幸な幼少期を過ごした妻は生涯、物を欲しがらなかったが、『買おうよ』と云ったものが
二つ、一つは お義母さんのお墓とマンション。
買った二つを丹念に手入れをした。
妻の居なくなったマンションは手放した。
想い出が悲しいから。
息子の家に近いところに部屋を用意してくれた。
銭湯で孫と息子と遊ぶ。
今日も電話で呼び出された銭湯『kattyan,お風呂へ行くで〜』
生誕 1950年  5月  29日
享年 2001年  9月  20日  51歳
みちこ、やすらかであれ   
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by kattyan60 | 2004-11-20 23:28 | 愛を語る
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ヨーガをするショコラ君
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