恥ずかしい思い
病よもやま
少し、センチになっているので明るくいきたい。 僕が喘息を煩っているので入院は恒例となっていた。 50代は大学病院を受診するようになり、空気の奇麗なところへ引っ越ししたのも 手伝って、8年程入院も大きな発作も知らなかった。 教授に半分真面目、半分冗談で「バイアグラをください」と言った。 教授は便せんに二言三言書いたら茶封筒に納め、上書きをしたんです。 泌尿器科様と。 それはそれは恥ずかしい検査でございます。 心電図までは楽勝ですが、その後がいけません。 医師はゴム手袋をはめて『はい、そこへ下着も取って横になってください』 そして、始る検査を看護婦が見つめます。 僕「あの〜 否良いです、何でもありません」 その恥ずかしい検査が済んで外で待ってると、先ほど僕の検査に立ち会った看護婦が 『○○さ〜ん、はい、バイアグラの処方箋です、保険が利きませんので実費となります』 この看護婦は40歳に近いか出た頃だろうか、声が大きい、デリカシーと云う文字が この人から消えたのか、元々縁がないんだろうか? 周りの人が僕を興味の目でみているじゃないか、”このおっさん、あかんねんな”と 帰ってから家内にその顛末を聞かせると笑いやがった。 袋を開けると冊子がたくさん入っていた。 そこには[恥ずかしいことではありません、EDと云う立派な病気です] 僕は100年分の恥ずかしい思いをしたし、病気に立派も無いもんだと思いながら 錠剤を出してみた、高価なせいか錠剤の大きさにしては立派な包装がしてある。 ブルーの小判型の錠剤である。 あれから数年,家内が洗濯に行ったきりで使うチャンスがないまま現在も引き出しに 眠っている。 独り言 賞味期限ってあるのかなぁ〜
by kattyan60
| 2004-11-20 03:40
| 愛を語る
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