山の彼方の幸せ求め・・・

想い出の旅

僕が寝ているベッドの周りには大方のものが揃っている。
お菓子、ボトルの水、パソコン、充電に必要な電源とデジカメの充電器、ビデオカメラ、
掃除機、アルコール除菌ウェットタオル、ティッシュ、DVD、リモコンが6つ。
それに小さなアイロン台、その中でお菓子は全体の4割のボリュームがある。

このお菓子が不足すると寂しくなり、スーパーへとノコノコ出掛ける。
スーパーの菓子を並べる棚はかなりの面積を取っている。
その種類の豊富さに嬉しくなる。

「ぎぶみーちょっこれーと」と進駐軍のジープを追いかけた頃の菓子の種類も結構な
種類があったように思う。
伊勢の[お陰横町]に家内と行った時、この駄菓子屋を見つけて二人で懐かしく
篭に放り込んだが食べずに、今もベッドの横に置いてある。
既に3年以上経過した菓子を捨てられない理由は、そこはかとなく温かいものがあって
捨てられないでいる。

過日、その横町へ独りで出掛けてみた、降っていた小雨もあがり道が少し濡れていた。
高校生の卒業旅行であろうか、そこかしこに黒い固まりとなり、大声ではしゃいでいる。
数人の女の子は うんこ座りをして道路の中央で輪になり話しているのも、数年、数十年後には母となっている子も居て、今日を懐かしむんだろうなぁ〜と考えながら横を通り抜け、
家内と来た時のコースを思い出しながら歩き、[伊勢うどん]を注文して緋色の毛氈を
敷いた椅子に腰掛けて待っていると、あの懐かしい[うどん]が運ばれてきた。

椅子は縁台というものだろうか、畳1枚分くらいの大きさに緋色の毛氈、中央にお茶と湯飲みが盆に伏せてある。
向かいの縁台に、ご夫婦であろうか土産の入った袋の中身を1つ1つ出しては話題にしている。
家内と来た時もそうしたような気がする。

その日は、想い出ビデオの体験版と云う目的できたものの、実際版は空気も匂いもあるから、その想い出もリアルとなり涙を禁じえず、トイレに駆け込んだことも、新たな想い出となってしまった。

昔風の木彫りの大きな看板に[赤福本店]とあって、そこへも訪ねてみた。
家内と座った席が空いていた、同じ場所に荷物を置いて、1人前を注文して待っている間に、そうだった、ここで僕がお茶を入れたんだ「どうぞ」と、すると家内は少し微笑んで『ありがとう』と言ったんだった。

僕は家内との想い出を特別大切にしたいと思っている訳でもない、今の自分の置かれた環境を嘆いている訳でもない、詰まるところは成るようにしかならないんだから、ジタバタしても始らないと考えれるようになった。

家内との想い出は過去のもの、済んだことだからと娘に諭されたことがあり、重く垂れ込めていた気持ちがす〜っと楽になったように覚えている。

今朝、娘から電話があった。
彼女は妊娠4ケ月となり続く[つわり]に苦しみながら、1、7歳の娘を育てている。
娘『お父さんね、彼(婿)の載った雑誌のページを写真に撮ってみたけど、
上手くいかない』だから買えと云う。
僕はその雑誌を捜して注文もしたが[無い]とメールが来たよと伝えたその
返事なのである。
心斎橋の楽器店へ行けば必ず在るはずだから、気晴らしと運動を兼ねて行って来いと云う。
娘の命令とあらば腰をあげようか、ベッドに腰掛けていて目の前の37インチの画面を見ながら、じ〜〜っとしていると心地良い。
食事も面倒、トイレも面倒、目を開けているのも面倒ってことないでしょうか?

今、夕食に来いとのお誘いメール、腰が羽根のように軽くなりました、目もパッチリ
そんな訳ですから記事を閉じます。 ラランランラン♩♪♪♫♩〜(^。^) 
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by kattyan60 | 2004-11-19 11:53 | 幸せの定義
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