山の彼方の幸せ求め・・・

老いたアイドルだ〜

今日、道を歩いていると、すれ違う人が僕を見る。※

遡る(さかのぼる)3年前
台湾で仕事を終えてホテルに帰り、夜の町を歩いてみようとビデオカメラを片手に
トボトボと歩いていると、僕に手を挙げて親指を立てる人。
道の両側にビッシリと屋台が並んでいる、それを1軒1軒覗いていると、[大阪名物タコ焼き]と書いた屋台を見付けて撮影しながら近づくと、おっちゃんが船に乗せたタコ焼きをくれたんです、『プレゼント プレゼント』と云いながら。

左手にタコ焼きを持ち、右手で撮影していると、サトウキビを絞ってジュースにしている人が『どうぞ どうぞ』と言って 差し出す小さなプラコップ、両手が塞がって受け取れないとゼスチャーすると、タコ焼きを取り上げたおっちゃん。
ゴクゴクと飲んで財布を出すと、手を振って要らないと云う。
礼を言って立ち去り、歩いているとおじいさんが僕の手を取って、こっちへ来いという
素振りに少し気味悪い暗い塀の中へ連れて行かれた。
おじいさんはこれを写せと片言の日本語で云う。

日本が占拠していた頃の建物だと云うそれは、市営住宅などで見られる平屋の家屋。
僕「アイ シー サンキュー」と言って辞したが20分程会話した。
 
暫くトボトボ歩いていて喉が乾いたので、それらしい店に入って行くと、10代半ばだろうと思われる少女が二人で店番をしている。
僕は日本語で「すいません、これください」と指さすと、二人はキャッキャと笑って作業を進め、僕が差し出した小銭の山から必要な金額を取り、無言で頭をピョコンと下げた姿は
とても愛らしく、今の日本には少なくなった風景でしょうか。
タコ焼きをあげたら、またキャッキャと笑いながら、またピョコンと頭を下げた。

今日の探索はこれ迄とHotel に帰り部屋に入ると電話が鳴った。
恐る恐る取り上げて、「ハイッ」と答えると、フロントからだった。
訛りながらも判り易い日本語で『可愛い子がいますよ、いかが?』
僕「結構です、要りません」そう、僕には愛する妻が待っています。

翌日仕事が終わり通訳さんが、社長が食事に招待すると云う。
案内されてベンツに乗り込むと見知らぬ若い女性、日本語を勉強中だと云う。
彼女は23歳だと云う、聞いてる内に社長の愛人だと通訳さんが教えてくれた。

立派なレストランの一室で待っていると、鯛や鮃の舞い踊りってそんな訳はなくて
多くの食事が運ばれて来て、酒は飲めないと伝えると瞬間、気の毒にというような
顔をしたが、元の賑やかさを取り戻す。
社長は愛人の背中や胸を触りながら喋ってる、通訳さんは僕に『これから風俗の店に
行こうと云うから、ダメだと言ったよ、酒も飲まない、煙草も吸わない人、私好きね』
残念だったが、その判断に従いHotelに戻った。

観光で来る飯店ではなくて、地元の人が使うホテル なんです。
つまりビジネスホテルというカテゴリーがないからラブホテル。
日本のそれと違い、大勢で住んでいるために真面目に子作りだけ(?)の目的で使う。
僕は寝るだけだから、それで充分なんだが、すこし艶かしい装飾に家内を想いながら
睡眠をむさぼる。

※家に帰って顔を触って、すれ違う人が見た訳が判った、顎に白いテープが着いていた。
苦笑したが恥ずかしいとは思わなかった。
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by kattyan60 | 2004-11-18 22:33 | 老いても尚
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